FIA世界ツーリングカー選手権は11日、モロッコのマラケシュで2014年シーズンの開幕ラウンドを迎え、初日の金曜日は12時30分からテスト走行が行われた。
30分のテストセッションでトップにつけたのは、今シーズンから新規参戦するシトロエンのニューマシン、CエリーゼWTCCだった。
昨年のドライバーズチャンピオン、イバン・ミューラーが1分44秒513で首位に立つと、2番手にも同じCエリーゼを駆るサードドライバーのホセ-マリア・ロペスがコンマ4秒差で続き、さらにセバスチャン・ローブも3番手とシトロエンの3台がトップ3を独占した。
対するホンダ勢は、ティアゴ・モンテイロが5番手につけ、今年からシビックWTCCにマシンをスイッチしたプロチーム・レーシングのメディ・ベナーニが8番手、ガブリエル・タルキーニ10番手、ノルベルト・ミケリスが13番手となっている。