WTCC世界ツーリングカー選手権の開幕ラウンドはブラジル・クリティバで予選が行われ、ロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)がレース1のポールポジションを獲得。レース2のポールはアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)となった。
雨交じりの天候となった予選で、ハフはチームメイトのワールドチャンピオン、イバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)の昨年から続く連続ポールを止める1分21秒758というタイムをマーク。シボレー勢はミューラーに続き、地元枠で出場したカルロス・ブエノ(シボレー・クルーズ)が3番手に入った。
今季から『ヨコハマ・トロフィー』という名称となったインディペンデント勢の中で、ミカエル・ニキェール(セアト・レオンTDI)が4番手を獲得。また、同様にYクラスのクリスチャン・ポウルセン(BMW320TC)が5番手に食い込んだ。
レース2のポールポジションは、今季から予選トップ10のリバースグリッドで争われることになるが、そのポールポジションを狙ったアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)だが、結果は予選11番手。この試みは失敗したかに思われた。
しかし、予選後に9番手に入っていたフレディ・バース(セアト・レオンTDI)にペナルティが課され予選順位が降格に。メニュは10番手に繰り上がり、レース2のポールポジションを獲得することとなった。
東北地方太平洋沖地震の被災者に向け、『SAVE JAPAN』をボンネットに大きく入れた谷口行規(シボレー・ラセッティ)は18番手に終わった。
