WTCC世界ツーリングカー選手権第5戦ブルーノは19日予選が行われ、イバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)が今季初めてのポールポジションを獲得した。ロバート・ハフが続き、シボレー勢がフロントロウを独占している。
この予選ではずっと雨の予報が出ていたが、そんな中ミューラーは2分8秒884というこの週末最速のタイムをマーク。このタイムは破られることはなく、ミューラーが今季初のポールを獲得した。
「今年初めてのポールだけど、すごくタフだったね。ゾルダーでもポール間近だったが、ミスがあってとれなかった。ここでは完璧な仕事をすることができたよ。今季の残りもずっとこうしないといけないね」とミューラー。
2番手のハフに続いたのは、BMW勢の最上位となったトム・コロネル(BMW320TC)。4番手のアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)を破り、シボレー勢に割ってはいる形となった。メニュは予選セッション中にトラブルに見舞われ、遅れることとなった。
5番手にはノルベルト・ミケリス(BMW320TC)がつけたが、予選後の車検に落ち、グリッド最後尾にまわることとなった。谷口行規(シボレー・クルーズ)は15番手だった。
