FIA世界ツーリングカー選手権第12戦の決勝が16日、マカオのギア・サーキットで行われ、レース1はホセ-マリア・ロペス(シトロエンCエリーゼWTCC)がポール・トゥ・ウインで今季10勝目を挙げた。

 新チャンピオンのロペスが、今季最終戦をポール・トゥ・ウインで制し、シーズン10勝の最多勝利記録を更新した。

 レースは、好スタートを決めたロペスがトップでリスボアを駆け抜けると、その後はほぼノーミスで後続との差をコントロール。中盤以降も危なげない走りでリードを守った。
 一方、2番グリッドのセバスチャン・ローブ(シトロエンCエリーゼWTCC)は、抜群のスタートダッシュを見せた4番手スタートのノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)に先行を許し、さらに3周目のリスボアでは2番手のポジションを奪い返そうとしてワイドに膨らみ、一気に6番手まで後退。3番グリッドのイバン・ミューラー(シトロエンCエリーゼWTCC)もスタートの加速が鈍り、ガブリエル・タルキーニ(ホンダ・シビックWTCC)とティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)のホンダ勢に先行を許した。

 レースリーダーのロペスは、5周目に2番手集団の先頭を走るミケリスに一時2.5秒差まで迫られるが、翌周すぐに反応して再びリードを3秒以上に広げるなど、終盤も盤石の走りでトップを堅持。そのままトップでチェッカーを受けたロペスは、2012年にミューラーが記録した9勝を上回るシーズン10勝目を飾り、自身のタイトルに華を添えた。

 2位はミケリス。3位にはタルキーニが入り、ホンダ勢2台が表彰台を獲得。さらにもう一台のワークスシビックを駆るモンテイロも、ミューラーの度重なるアタックを振り切り、4位のポジションを守った。
 プロチームのメディ・ベナーニは、8周目に後続のマシンを抜く際に、避けようとしたセアトと不運にも接触。リタイアに終わっている。

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