イタリア・モンツァで行われたWTCCの第5・6戦は、第1レースでアンディー・プリオール(BMW320si)、第2レースはイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)がそれぞれ優勝した。
第1レースではPPのアウグスト・ファーファス(BMW320si)が出遅れたところを2番手スタートのロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が制してトップに浮上。続いて7番グリッドのガブリエル・タルキーニ(セアト・レオンTDI)がアウト側から大きくポジションを上げ2番手につける。2周目に入ると今度はタルキーニがハフを逆転し、その後はタルキーニとハフがレースをリード。3番手にプリオールと続いた。
レース終盤になってもトップ3のポジションは変わらず、第1レースはこのままチェッカーかと思われた。しかし最終ラップに信じられない波乱が起きる。トップのタルキーニがアスカリシケインで左フロントタイヤのパンクに見舞われると、トップに浮上したハフも最終コーナーのパラボリカで同じくパンク。結果、3番手を走っていたプリオールが勝利を手にすることとなった。2位はファーファス、3位にはハフが入った。
一方、午後の第2レースは3番手スタートのタルキーニが、リバースポールからスタートしたミケル・ニキェール(セアト・レオンTDI)らを抜いて一時トップに躍り出るが、スタートのフライングが原因でドライブスルーペナルティを受けてしまう。
その後は新人のニキェールがレース終盤までトップを守ったが、第1レース同様、最終ラップにトップ走行のニキェールがパンクに見舞われてストップ。これで直後の2番手を走っていたミューラーが先頭でフィニッシュし開幕戦に続く今季2勝目、ドライバーズランキングで首位に立った。2位はトム・コロネル(セアト・レオンTDI)、3位にはハフが入っている。
