アルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われたWTCC世界ツーリングカー選手権第8戦の決勝は、シボレー・クルーズを駆るイバン・ミューラーがポール・トゥ・ウインで今季6勝目を挙げた。

 青空の下、絶好のドライコンディションに恵まれた日曜日の決勝レース1は、ポールポジションスタートのミューラーがライバルを寄せつけない走りで、WTCC初開催のアルゼンチンで初代ウイナーの座についた。

 スタートでチームメイトのトム・チルトンを抑えたミューラーは、序盤からハイペースで周回を重ねていき、1周約1秒のペースで後続との差を徐々に広げていった。
 その後続では、ホンダ・シビックWTCCを駆るノルベルト・ミケリスが2番手に浮上。ワークスのシビックを駆るガブリエル・タルキーニも3番手にポジションを上げた。しかし、タルキーニはオープニングラップの終盤にコースオフを喫して7番手へポジションをダウン。また、2番手を走行していたミケリスも5周目にチルトンの先行を許すと、直後の3番手争いで他車から接触を受け、8番手までポジションを下げてしまった。

 レースは、先頭を走るミューラーが最大9秒の差をつけ独走。終盤、激しい2番手争いを制したぺぺ・オリオラ(シボレー・クルーズ)がチャージをかけたものの、ペースをコントロールしたミューラーが余裕のトップチェッカーを受けた。
 2位オリオラに続いたのはチルトン。ホンダ勢はタルキーニが4位、ミケリス7位、エンジン交換によるグリッドダウンで22番手からのスタートだったティアゴ・モンテイロは10位でフィニッシュした。

 一方、午後4時過ぎから行われたリバースグリッド採用のレース2では、かつてUSF1のドライバー候補にもなった地元アルゼンチンドライバーのホセ-マリア・ロペス(BMW320TC)がWTCCデビューウインを達成した。

 ホンダ勢は、4番グリッドについたモンテイロがスタートで2番手に浮上し、レース中盤も首位ロペスの1.2秒差につけるなどトップ争いを繰り広げていたが、5周目に10番グリッドから3番手へポジションを上げていたミューラーに追突されスピン、9番手へとポジションを下げてしまった。しかし、7番手スタートのタルキーニが途中、ミカエル・ニキェール(シボレー・クルーズ)との接触がありながらも、着実に順位を上げて2位でフィニッシュ。8番手スタートのミケリスも5位、挽回をみせたモンテイロも6位でチェッカーを受けた。
 なお、モンテイロへの追突でドライブスルーペナルティを受けたミューラーは13位でのフィニッシュとなり、今季初のノーポイントに終わっている。

 この結果、シリーズポイントではタルキーニが166ポイントでランキング3位に浮上。マニュファクチャラーズポイントでも661ポイントを獲得したホンダが首位をキープしている。

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