ダニカ・パトリックがF1に転向することを期待する人々は多いが、彼女は、自分にとっては楽しむことが重要であり、その点では現在参戦するアメリカンレーシングの方がF1よりも上だと述べた。

 今季インディカーとNASCARで活躍するダニカだが、キャリアの初期にはイギリスで過ごしており、ジェンソン・バトンやルイス・ハミルトンとも知り合いだ。
「ずっとゴーカートドライバーでいるつもりなんてなかったわ」とダニカはタイムズ紙に対して語っている。
「レーシングカーに乗れる年齢になったらすぐに、次のレベルに進んだ。アメリカで5年過ごすよりイギリスで1年過ごした方が多くのことを学べると言われたの」
「ジェンソンの21歳の誕生日パーティでルイス・ハミルトンに会った。当時ジェンソンはすでにF1ドライバーだった。私たちはまだ子供で、彼と何人かのドライバーと私は皆友達だった。バトンはいい人よ。彼が去年タイトルを獲れて、私も嬉しかった」
「でも(イギリスは)かなり保守的な感じがした。女性はまだ料理をしたり洗濯をする存在だった。女性の環境としては(アメリカの方が)少し進んでいたと思う」

 現在アメリカを拠点にしているダニカは、F1ドライバーになるつもりはないようだ。彼女はアメリカのフレンドリーな雰囲気が気に入っているのだという。
「私にとって、楽しむことはすごく重要なの」とダニカ。
「F1の環境はアメリカンレーシングと比べるとあまりフレンドリーではないと思う。F1ではドライバーたちが一緒に遊んだりはしない。F1から(アメリカに)来たドライバーは、たとえば佐藤琢磨もそうだけど、ここの人たちは皆すごくいい人たちだって言う。そのとおりよ。みんな落ち着いていて、リラックスしていて、フレンドリー」
「私は家族や友達と過ごすのが大好きなの。家の近くにいて、アメリカの快適な生活を楽しみたい。100%ないとは言わないけれど、本当に特別なチャンスでなければ、今やっていることを変えることはないでしょう。今年と来年はインディカーとNASCARの両方をやることになっている。その後で同じことを続けるか、どちらかに集中するかを決めるつもり。いつも直感で決めるのよ」

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