◆◆速報◆◆
FIA GT1 NISSAN GT-R ヨーロッパでお披露目

2009年FIA GT選手権の公式テストおよびプレスデーが4月6-7日に南フランスのポールリカールサーキット(1周5.842km)で開催された。

FIA GTのプロモーターであるSROが6日に開催した記者会見の場で、2010年FIA GT1仕様のR35 NISSAN GT-Rが約200名の欧州のレース関係者の前で初披露された。ニスモの2009年のFIA GTプログラムの目的は、2010年以降FIA GT世界選手権に参戦するプライベートチームに販売するレース車両を実戦で開発することであり、シルバーストーン(英国5月3日)、オッシャースレーベン(ドイツ6月21日)、スパ24時間(ベルギー7月25-26日)、その他ヨーロッパでの1レースを加えた4戦に賞典外で出場する予定。

ドライバーラインアップは、ミハエル・クルム(ドイツ)とダレン・ターナー(英国)の2人。

メディアおよびレース関係者が注目する中、2日間に渡り順調にテストメニューをこなし大きなトラブルもなく合計119ラップを走りテストを終えた。GT-Rは現行のGT1規則よりも改造範囲が狭い2010年規則仕様である為、現行規則仕様のGT1車両とラップタイムを比較することは出来ないが、2日間のテストのベストラップは、2分05秒447であった。

チームは引き続き4月16-17日にポルトガルのアルガルブで開催される公式テストに参加する。

◇ミハエル・クルムのコメント
「ニスモのドライバーとして海外イベントに参加するのが10年振りですので、今回FIA GTプログラムに参加できることに興奮しています。特に日本で長年一緒に仕事をしてきた信頼出来るメンバーと一緒にヨーロッパでレースができることを大変うれしく思っています。今回のポールリカールでのテストは非常に順調にテストメニューをこなすことが出来ました。特に初めて他のクルマと一緒に走ったことでGT-Rの実力を知ることができ、これは今後の開発に大いに参考になります。クルマは12月のシェイクダウンからどんどん良くなってきていますが、まだまだやらなければならないことが残っています。これからステップバイステップで開発を進めて、さらに競争力があるクルマに仕立てていきます」

◇ダレン・ターナーのコメント
「このプログラムでニスモとギガウェーブモータースポーツ(FIA GTプログラムのパートナーチーム)と一緒にGT-Rを開発していくことに興奮しています。また過去に好成績をあげたことがあるFIA GT選手権でまたレースができることをうれしく思います」
 

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