NASCAR NATIONWIDE SERIES
第24戦 Food City 250
開催日:8月21日

ジェイソン・リフラーが6位
首位を争ったカイル・ブッシュは無念のクラッシュ

 8月21日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第24戦「Food City 250」がブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。

 午後4時10分から予選が行われ、トレヴァー・バインが5番手グリッドを確保。ブラッド・コールマンが7番手。ルーキーのマイケル・アネットが13番手。ケイシー・ケインが14番手、カイル・ブッシュが15番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へ進んだ。

 午後8時15分、0.533マイルショートオーバルを250周(133マイル:約214km)して競われる決勝レースがスタート。
 15番手スタートのKy.ブッシュがみるみるうちにポジションを上げ、31周目には5位に浮上。好ピットにも助けられ、46周目、この日3度目のイエローコーションからの再スタートを2位で切ると、52周目に首位に立った。
 しかし、首位に立った直後、第4コーナーで前を走行していた周回遅れの車両が、コーナーを立ち上がろうとしたKy.ブッシュの目前で急に進路を変え、Ky.ブッシュと接触。Ky.ブッシュはそのまま壁に激しくクラッシュし、車両に大きなダメージを負ってしまった。
 これでレースは赤旗が出され、15分程の中断の後、イエローコーションを経て58周目に再スタートとなった。
 その後は、26番手グリッドから、序盤一気に順位を上げ、その後レースを通してトップ10圏内でのバトルを繰り広げたジェイソン・リフラーが、最後は4周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”となったレースを6位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”勢最上位フィニッシュとなった。
 Ky.ブッシュは長時間の修復作業を経てレースに復帰。59周遅れの28位でフィニッシュ。ランキングを争うカール・エドワーズ(フォード)が2位に入ったため、ポイント差は縮められたものの、ランキング首位の座は守っている。

 次戦第25戦は8月30日(日)にカナダ・ケベック州モントリオールのジル・ヴィルヌーブ・サーキットでロードコース戦が行われる。

ドライバー ジェイソン・リフラー:
「長い一日だった。こんなに良い走りが出来るとは思っていなかったが、本当に順調にレースを戦えた。コンディションの変化に助けられた部分もあるが、ロングランでは本当に調子が良かった。終盤、33号車(ケヴィン・ハーヴィック:4位)はオーバーステア症状に見舞われており、33号車と16号車(マット・ケンセス:5位)について行って逆転のチャンスを伺っていたので、最後のコーションが出たときは少し残念だった。しかし、全体的に見れば良い日だった。ハードな作業で我々をサポートしてくれた全ての人々に感謝したい」

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