NASCAR SPRINT CUP SERIES
Showdown & All-Star Race
開催日:5月22日

オールスター戦で惜しくも勝利を逃し
“トヨタ カムリ"は2−3−4位フィニッシュ

 5月22日(土)、米国東部ノースカロライナ州コンコルドのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARのオールスター戦「All-Star Race」が開催された。

 このオールスター戦はポイントのかからないエキジビションレースであるが、優勝者に与えられる100万ドルという多額の賞金を目指し、トップドライバーによる激戦が展開される。オールスター戦に出場できるのは、2009年と2010年のスプリント・カップ・シリーズ戦での勝者と、過去10年のシリーズチャンピオン、過去10年のオールスター戦での勝者となっており、トヨタ勢ではカイル・ブッシュ、デニー・ハムリン、ジョーイ・ロガーノ、デイビッド・ロイティマンとブライアン・ヴィッカーズの5名が権利を持っていたが、ヴィッカーズは前戦ドーバーより静脈血栓で欠場しており、ドーバーでもヴィッカーズの代わりに“トヨタ カムリ"を駆ったケイシー・メアーズがオールスター戦に出場することとなった。

 また、オールスター戦には、直前に行われる予選レース「Showdown」での1位、2位に入った2台が出場権を得、加えてファン投票による1名が出場する。昨年のファン投票では、ルーキーだったジョーイ・ロガーノが選出された。

 21日(金)午後5時よりShowdownの予選が開始されたが、出場29台中25台がアタックを終えた時点で降雨により中断。天候は回復せず、その後に予定されていたオールスター戦の予選も中止。Showdownのアタック結果も無効となり、両レース共に、規定に則り、くじ引きによって決定された予選出走順がそのままグリッドとなった。

 Showdownでは、マックス・パピスが2番手、リード・ソーレンソンが6番手、ロビー・ゴードンが10番手グリッド。25台目までアタックの時点ではマーティン・トゥルークス・Jr.が3番手、マーコス・アンブローズが5番手、スコット・スピードが8番手と好位置につけていたが、残念ながらこれらのタイムは無効となり、スピードは18番手、アンブローズは 19番手、トゥルークス・Jr.は20番手からのスタート。9台の“トヨタ カムリ"が、僅か2台のオールスター戦本戦出場をかけて臨んだ。

 オールスター戦本戦のグリッドは、ロガーノが2番手、Ky.ブッシュが5番手、ロイティマンが6番手、メアーズが9番手。ハムリンは12番手となったが、練習走行後にエンジンを交換したため最後方グリッドからのスタートとなった。

 22日(土)午後7時37分に1.5マイルオーバルを僅か40周(60マイル:約100km)してオールスター戦への出場権を競うShowdownがスタート。2番手スタートのパピスはペースが上がらず徐々に後退。20番手からスタートしたトゥルークス・Jr.が、好スタートで10周目にはトップ10へと浮上。17周目に他車のクラッシュによりイエローコーションとなり、そのまま規定の20周目でセグメント1が終了。トゥルークス・Jr.は5位につけた。

 21周目、セグメント2の再スタートが切られてまもなく、トゥルークス・Jr.のすぐ後でクラッシュが発生。トゥルークス・Jr.は2位に浮上。24周目に再スタートが切られると、激しい首位争いを展開し、32周目についに首位を奪取。そのまま残り8周を逃げ切り、トップでチェッカー。ノンポイントレースながら、マイケル・ウォルトリップ・レーシングに今季初勝利をもたらすと共に、自身2度目となるShowdown勝利で、4度目のオールスター戦出場を決めた。

 Showdown終了から1時間ほどを経た午後9時17分、100周(150マイル:約240km)を4セグメントに分けて競われるオールスター戦がスタート。最初の50周で争われるセグメント1では、5番手スタートのKy.ブッシュが26周目に首位に浮上。実兄カート・ブッシュ(ダッジ)との首位争いを展開したが、惜しくも48周目にかわされ、2位でセグメント1を終えた。

 その後、20周ずつのセグメント2、セグメント3を経て、最後の10周で争われるセグメント4へ。

 セグメント3はハムリンが2位、Ky.ブッシュが5位、ロガーノが6位、ロイティマンが8位、トゥルークス・Jr.が10位で終え、10分間のインターバルの後、全車ピットへ向かい、再スタートのフォーメーションラップへ。このピット作業で、ハムリンが首位、Ky.ブッシュが2位に浮上し、1−2体制での残り10周スプリントとなった。
 しかし、再スタートが切られた直後に後続でクラッシュが発生。ロイティマンが巻き込まれリタイア。

 Ky.ブッシュもハンドリングの不調に見舞われ、98周目にクラッシュ。レースは残り2周の“グリーン・ホワイト・チェッカー"となった。

 Ku.ブッシュを先頭に、ロガーノ、ハムリン、トゥルークス・Jr.の3台が首位奪還を目指し再スタート。トゥルークス・Jr.が好スタートでアウトからロガーノとハムリンを一気にパス。首位を行くKu.ブッシュを追ったが、惜しくも及ばず、2位でチェッカー。ロガーノ、ハムリンと続き、“トヨタ カムリ"は優勝こそ逃したものの、オールスター戦で2−3−4位フィニッシュを果たした。

 次週はシリーズ戦が再開。5月30日(日)にオールスター戦と同じシャーロット・モーター・スピードウェイで第13戦が行われる。
ドライバー マーティン・トゥルークス・Jr.:
「とても楽しめた、素晴らしい夜だった。2位という結果を得るためにここに来たわけではないが、この偉大なショーに参加できたことを喜んでいる。この“トヨタ カムリ"を作り上げてくれたチームの全員を誇りに思う。今日の目的は優勝だったが、ひとつ届かなかった」

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