NASCAR SPRINT CUP SERIES
第13戦 Coca-Cola 600
開催日:5月30日

2台の“トヨタ カムリ"がトップ5フィニッシュ

 5月30日(日)、米国東部ノースカロライナ州コンコルドのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第13戦「Coca-Cola 600」が開催された。

 年に2度行われるシャーロット戦のうち、春の大会はNASCAR最長の600マイル(約960km)で戦われる。昨年は降雨により短縮終了となったが、デイビッド・ロイティマンがシリーズ初優勝を飾っている。

 トヨタは前々週のドーバー戦でカイル・ブッシュがネイションワイド・シリーズとスプリント・カップ・シリーズの両カテゴリーを制覇。その前の週のダーリントンでも、デニー・ハムリンが両カテゴリーを制しており、前日のネイションワイド・シリーズでKy.ブッシュが勝利を挙げたことから、3連続での2カテゴリー制覇に期待がかかった。

 27日(木)午後7時10分から予選が行われ、前週のShowdownで勝利を挙げ、オールスター戦でもトヨタ勢最上位の2位に入ったマーティン・トゥルークス・Jr.が3番手グリッドを確保。6番手から9番手にロイティマン、ハムリン、ジョーイ・ロガーノ、Ky.ブッシュが続き、13台の“トヨタ カムリ"が決勝に進んだ。

 30日(日)午後6時20分に1.5マイルオーバルを400周(600マイル)して競われる決勝レースがスタート。6番手スタートのロイティマンが序盤から好走を見せ3位に浮上。 40周目には2位へとポジションを上げた。序盤は、トゥルークス・Jr.、ロガーノ、ハムリン、Ky.ブッシュらの“トヨタ カムリ"勢もトップ10圏内での走行を続けた。

 その後、Ky.ブッシュがポジションを上げ、首位争いに加わると、130周目にこの日初めてトップに浮上。ロイティマンとハムリンもトップ5で続いた。

 166周目、4位を争っていたハムリンは、前を行くジミー・ジョンソン(シボレー)がバランスを崩したのを避けようとしてイン側の芝生に乗り上げる形となり、車両下部にダメージを負い、修復のために大きく順位を落としてしまった。

 これによりイエローコーションが出され、各車ピットイン。このとき、ピットから出ようとした首位のKy.ブッシュとピットに入ろうとしたブラッド・ケセロウスキー(ダッジ)が接触。Ky.ブッシュは車両右前部と操舵系にダメージを負い、ピットロードでのスピード違反ペナルティも科され、首位と同一周回には踏みとどまったものの、25位まで後退。

 その後は、ロイティマンが唯一トヨタ勢で健闘を見せ、着実にトップ5圏内を走行。Ky.ブッシュはピットインの度に修復と調整を行いながら、15位あたりまでポジションを上げていたが、301周目、6度目のイエローコーション時のピットで大きくポジションアップ。5位に浮上。

 日が沈み、気温、路面温度共に下がってきたことで各車セッティングの変更を強いられる中、ロイティマンはアンダーステア症状に苦しみながらも、調子を上げてきたKy.ブッシュと5位争いを展開。

 376周目にアンブローズがクラッシュし、この日8度目のイエローコーションが出されると、各車最後のピットイン。コース上に残った車両もいたため、Ky.ブッシュが7位、ロイティマンは10位に後退。しかし、再スタート後にKy.ブッシュはジャンプアップを見せ3位に浮上。ロイティマンも徐々にポジションを上げていった。

 更に上位を追ったKy.ブッシュであったが及ばず、3位でフィニッシュ。この日常にトップ5圏内での好走を見せたロイティマンは5位でチェッカーを受けた。ロイティマンは今季3度目のトップ10フィニッシュ。

 Ky.ブッシュは同じシャーロットで行われた前週のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ、前日のネイションワイド・シリーズの両レースで勝利を挙げていたが、スプリント・カップ・シリーズでの勝利は叶わず。シャーロットの3カテゴリー制覇は惜しくもならなかった。

 次戦第14戦は6月6日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々にとって良い夜だった。我々の“トヨタ カムリ"は好調で、序盤は本当に速かった。追い上げて首位に立ったが、ピットロードでのアクシデントで残念ながらポジションを落としてしまった。クルーの素晴らしい仕事で、修復を行いながらもトップと同一周回に留まることができ、更に調整を加えたことで上位争いに復帰することができた」

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