2011年F1イギリスGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは1位、フェリペ・マッサは5位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 決勝1位
本当に嬉しい驚きだよ! チームは素晴らしい仕事をしてくれた。この勝利をマラネロとサーキットで働く皆に捧げる。彼らの働きによって僕とフェリペはこれほどいいマシンに乗ることができたんだ。これは特別な勝利だよ。シルバーストンのような伝説のサーキットにおいて、クルマが大好きなファンの前で成し遂げたものだからね。それに、ここのコース特性は僕らのマシンとの相性がいいわけじゃなかった。ここに導入したマシンの改善が大きく役立ったのは間違いない。
レース序盤は楽なコンディションではなかった。コースの場所によってとても濡れているところもあれば、少し湿っているぐらいのところもあった。トリッキーな瞬間も何度かあった。たとえばハミルトンに抜かれる時だ。でも僕らは常に冷静さを保ち、それによって何かいい結果を引き出せると自信を持っていた。
優勝が可能だと気付いたのは、最後のピットストップを終えてコースに復帰した時だ。もちろんベッテルのピットストップでの問題にも、長い間ハミルトンが2台のレッドブル勢を押さえて走ったことにも助けられた。でもドライコンディションで僕らがとても強力だったことは確かだ。
今日レースの前に、375 F1をドライブする機会に恵まれた。その数時間後、60年前にフェラーリが勝った同じレースで優勝することができた。僕らのチームには、当時スクーデリアのために働いていた人々の子供たちがいる。彼らは当時と変わらぬ愛情と情熱をレースに対して抱いている。
僕らは士気を高め、自信を深めて、ドイツに向かう。レッドブルが最強のマシンであることは変わらない。でも僕らが導入した改善は効果を上げている。シーズン序盤に苦しんでいたころ、僕らは落胆するのではなく行動を起こした。ようやくその成果を得ることができたんだ。
フェリペ・マッサ 決勝5位
まず最初に、フェルナンドにおめでとうと言いたい。彼は素晴らしいレースをし、フェラーリにとても重要な一勝をプレゼントした。60年前、(フロイラン・)ゴンザレスが初めて優勝したが、今日その歴史が繰り返された。
僕らは今週末、パフォーマンスの面で予選でも決勝でも一歩前進したと思う。今日の僕のペースがあまりよくはなかったのは確かだ。でもそれはフロアがダメージを負ったことと関係があったのかもしれない。ターン6で何かにヒットしたんだ。おそらく他のマシンのパーツだと思う。戦略については、2回目のピットストップをもう少し早く行ってもよかったかもしれないが、チームはレースの最終スティントを僕に使いこんだタイヤで戦わせることを避けたかったんだ。終盤、ハミルトンのすぐ後ろに迫った。彼は苦労していたが、僕がすぐ後ろに来ると、彼は抵抗し、僕はほんのわずかの差で彼を抜くチャンスを逃した。
今後もマシン開発を進めていかなければならない。まだ多くのレースが残っている。マシンを改善できたことで、僕らはシーズン後半に向けて自信を深めることができる。
