ルノーに科せられたヨーロッパGP出場停止処分が撤回され、今週末の母国グランプリに出走できることになったフェルナンド・アロンソは、昨年の同GPでは1周も走れずにリタイアしているだけに、今年は表彰台を獲得し、その埋め合わせをしたいと述べた。
「ハンガリーでの僕らのパフォーマンスは、今後に期待を持たせてくれるものだった」とアロンソ。
「マシンは速く、ポールポジションを獲ることができた。あれはちょっと驚きだったよ」
「決勝ではリタイアすることになって残念だったけれど、明るい面を見ていきたいと思っている。マシンはバレンシアでも(ハンガリーと)同じようにコンペティティブだろうと思うからね。去年のここでのレースは1周もできずにあっという間に終わってしまった。今週末は絶対にその埋め合わせをするつもりだよ。表彰台争いができればいいなと思っているんだ」
「母国でのレースというのはいつも特別なものだ。バレンシアは美しい街だし、レースをするのにも素晴らしい場所だ。ストリートサーキットには特別な雰囲気があって、レースをするのが楽しいし、街全体がレース一色になる。さらに僕にとってはホームレースなので、ファンの皆からたくさんの声援がもらえると思う。いい結果を出して彼らに報いたいと心から思うよ。繰り返しになるが、表彰台を狙って戦いたい。でも今週末の最優先事項はポイントを上げることだ」
今週末、ネルソン・ピケに代わってロメイン・グロージャンがチームメイトになるが、アロンソは、グロージャンはチームのポイント獲得のために力を貸してくれるだろうと期待を表している。
「休みを満喫した後、チームはリフレッシュして復帰し、シーズン後半に向けてプッシュする用意ができている。今週末は新しいチームメイトを迎えることになる。ロメインと作業をするのを楽しみにしているよ。彼はチームのためにいい仕事をするはずだ。彼とはいい関係を築いている。チャンピオンシップにおいてポイントを稼ぐために、彼がチームに貢献してくれるだろうと期待している」
