IZODインディカー・シリーズは、テキサス・モータースピードウェイでのテストで、オープンテストを前に新車DW12シャシーのオーバルでの仕様を確定させたい意向を示した。

 テキサスで行われるオーバルのテストでは、KVレーシングからトニー・カナーン、ペンスキーからライアン・ブリスコ、ブライアン・ハータ・オートスポーツからアレックス・タグリアーニが参加する予定だ。

 インディカー・シリーズで技術面を統括するウィル・フィリップスは、今回のテストが新しいDW12シャシーの継続的な開発において、重要なものになると語っている。DW12は初期のテストではオーバルでのハンドリングが厳しいと指摘されていたが、コンストラクターであるダラーラによって修正されていた。

「我々はテキサスでマシンの空力的な仕様を確定させるつもりだ。また、インディカーが初めてウエイトの配分を変えるためにサスペンションをチェックすることになる」とフィリップス。

「マシンを同じ構成で走らせる予定で、空力的には3車とも同じスペックで走らせる。だが、セットアップの規定はしないので、3つのグループが異なるセットアップを行う」

 フィリップスは今回のテストで、新しいダラーラ製の空力パーツと、軽量化されたXトラックのトランスミッションをテストするとしている。

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