レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、イギリスGPでトップでチェッカーを受けた後、無線でチームに「ナンバー2ドライバーにしては悪くないだろ」という言葉を投げかけたが、この言葉は言うべきではなかったと述べた。
イギリスGP土曜フリー走行で、ベッテルのマシンに装着した新スペックのフロントウイングが破損、チームは予選に向けてウエーバー車から新ウイングを外してベッテルに与えた。ウエーバーはこれに対して怒りを表した。
レースでトップでフィニッシュした直後、ウエーバーは無線で「ナンバー2ドライバーにしては悪くないだろ」と発言、後に「こんな風になると分かっていたら来年の契約にサインなどしなかった」とも述べている。
ベッテルびいきとの批判がチームに集まる中、ウエーバーとチームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーは話し合いを行い、ウエーバーはわだかまりは解けたという声明を発表した。その際に、フィニッシュ後の発言は興奮していたため出てしまったものであり、言うべきではなかったとも認めた。
「興奮の高まった瞬間に口から出た言葉は、おそらく言うべきではなかったのだろう」とウエーバーは自身のウェブサイトに記している。
「F1という舞台は緊張感が高く、極めて競争が激しい。そのため、多くのスポーツと同様、時に感情とアドレナリンが高まる。レース後に僕が無線で口に出したコメントは、オーストラリア人特有の皮肉だった。使い方によって、最高にも最悪にもなってしまうんだ」
「でも安心してほしい。ヘルメットの中で僕はF1カレンダーの中で最も誉れ高いイベントのひとつであり、レッドブル・レーシングのホームレースに勝利したことに有頂天になっていた。このレースは僕にとってもホームレースのようなものだ。僕はサーキットからわずか40分のところに住んでいるのだし、この15年、イギリス、特にバッキンガムシャーは僕にとってホームなんだ。だからシルバーストンとイギリスGPはどちらも僕にとって特別な存在だ」
「イギリスGPは僕自身にとってもチームにとっても素晴らしい結果になった。でも時の流れは速く、いつまでも鏡の中を覗き込んでいては、ドイツGPへの準備ができない。僕らはもう先に進んでいる」
