5月18日〜19日にイギリスのブランズハッチで開催されるDTMドイツツーリングカー選手権第2戦に向けて、アウディRS5 DTMをドライブするマティアス・エクストロームは、開幕戦ほどオーバーテイクが起きないのではないかと語っている。
今季からDTMでは、F1のように走行中リヤウイングの角度を変えストレートスピードを上げるDRS(ドラッグ・リダクションシステム)、耐久性の代わりにラップタイム向上を得ることができるオプションタイヤを導入。この恩恵により、今季開幕戦ホッケンハイムでは、同じサーキットで昨年開催されたレースにおける13回に比べ、45回のポジションチェンジが記録された。
しかしエクストロームは、第2戦が開催されるブランズハッチでは短いコース長に加え、ホッケンハイムのような長いストレート部分がないため、レースストラテジーが結果に大いに関わるだろうと推測する。
「たぶんブランズハッチのストレートは、DRSでもオーバーテイクするのに十分な距離はないだろう。トップスピードはホッケンハイムよりもはるかに遅いからね」とエクストローム。
「おそらくDRSも使うと思うし、何度でもやり直すことができるだろう。でも、皆にとってオーバーテイクには十分じゃないと思う。だから、今回は予選に向けてセットアップを長くすると思うよ。グリッドが重要になるからね」
一方、昨年ブランズハッチで優勝を飾ったメルセデスベンツCクラスクーペをドライブするゲイリー・パフェットは、パドックヒル・ベントでDRSを使ってオーバーテイクが可能だと語っている。
「こういうサーキットでは、前のマシンのミスを誘うんだ。そうして前がオーバーランしたり、わずかにパワーをかけるタイミングが遅れたら、クリアウェイズで並び、ターン1のパドックヒル・ベントでノーズをインに入れることができるはずだ。そうすればドルイド・ベントに向けて前に出ることができる」とパフェット。
「去年、実際にできたんだからね!」
