バーニー・エクレストンが、イギリスGP存続が懸念されるような発言を再び行った。ドニントンパークがイギリスGPを開催するには、期日までに広範囲にわたる再開発プログラムとサーキットモディファイを終えなければならず、それを実現した場合でも、すでにイベント数は定数に達しているというのだ。

 昨年7月、ドニントンパークは、FOMとの間で10年にわたるイギリスGP開催契約を結んだ。しかしその後、同サーキットにF1開催能力が備わっているのかどうかについて疑問の声が上がっている。インフラが整っておらず、アクセスも悪く、施設をF1基準まで向上させる必要があるものの、1億ポンドをかけて行う改修が間に合うのかどうかも懸念されている。さらに、ドニントン・ベンチャーズ・レジャーLtd(DVLL)には経営不振のウワサも出ており、資金面にも不安があるとの批判も出ている。

 エクレストンはF1カレンダーを20戦に固定したいという考えを持っているが、2010年には韓国が、2011年にはインドがカレンダー入りする予定となっており、すでにイベント数が増えすぎているのだという。このためドニントンが契約上合意した締め切り日までに条件を満たせなければイギリスGPは開催されないと、彼は主張している。
「スペアの日がないのだ」とエクレストンはイギリスのガーディアン紙に語った。
「我々は困っている。日にちがないのだ。ドニントンが入ると困ることになるだろうね。(だが)彼らはいい仕事をするだろうが」
「全世界の施設を向上させたくて、我々はシルバーストンを去ったのだ。我々が到達しようとしている水準を持つ新たなサーキットを建設しようという人々がいるというのに、なぜシルバーストンに戻らなければならないのだ? 彼らが望むものを建設するのに十分な資金を得られるような契約について、何年も前に取り決めた。そして彼らは建設をしていない」

 FIA会長のマックス・モズレーは以前、F1の初期から続いている6つのクラシックレース、イギリス、フランス、ベルギー、ドイツ、イタリア、モナコを継続させることの重要性を強調した。しかし、フランスGPは当面姿を消し、ベルギーGPはこの6年間で2回カレンダーから脱落している。ドイツGPの将来も不安視されており、イギリスGPがエクレストンの次の餌食になるのはいつなのか、懸念している者は多い。

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