今季、IZODインディカー・シリーズに参戦するルーベンス・バリチェロについて、親友でありKVレーシングのチームメイトになるトニー・カナーンは、バリチェロが初年度からタイトルを争うだろうと語っている。

 カナーンの長年の親友であるバリチェロは、F1でのシートを失ってからインディカー・シリーズのテストに参加。KVレーシングのマシンをドライブし、2日正式契約が結ばれた。これで今季のKVはカナーン、EJビソ、そして佐藤琢磨に代わってバリチェロというトリオになった。

 インディカー・シリーズでは、今季バリチェロはルーキーという扱いにはならないとしているが、インディ500ではルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙う権利がある。カナーンは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのみならず、バリチェロがデビューイヤーからシリーズのフロントランナーになる可能性を指摘した。

「ルーベンスは、勝つ可能性がなければシリーズには来なかったと思うよ。確かにオーバルでの経験はないけれど、ルーベンスが最初からトップを争う存在にならない理由はないと思う」とカナーンは語る。

「彼の経験と才能をもってすれば、シリーズはコンペティティブなイコールコンディションとエンジンウォーズがある状況なんだから、今年レースで勝利を挙げ、タイトルを争う可能性は高いと思う」

 バリチェロ、カナーンと同じブラジル人ドライバーで、今季もチーム・ペンスキーで戦うエリオ・カストロネベスも、カナーンの考えに同調する。

「今季、レースにはまたひとつビッグネームが名を連ねることになるね。彼はタイトルを争うだろうし、チャンピオンシップにもいいことだと思う」とカストロネベス。

 バリチェロ自身も、F1での経験がインディカーで戦うにあたって、ルーキーという扱いにはならないと認めている。

「僕の経験からすると、ゼロからのスタートとは言えないだろうね。ただ、僕はトニーのマシンで2〜3回テストしただけなんだ。地に足をつけて戦うつもりだ。だけどもし良い準備ができたなら、限界までプッシュするよ」

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