ダニール・クビアトは、来年トロロッソからレッドブルに昇格するにあたって、これまでのアプローチを変える必要はないと語った。

　今年F1にデビューしたクビアトは、若干20歳という若さを感じさせない冷静な走りで活躍。先の日本GPでチーム離脱を発表したディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルに代わって、2015年はレッドブルのマシンをドライブすることになっている。

　2013年のGP3チャンピオンであるクビアトは、トップチームでレースをするというプレッシャーにもかかわらず、自身のアプローチを修正する必要はないと語っている。

　クビアトは、新しいチームに順応するために自分自身を修正するつもりはあるかとの問いに、「正直なところ、このF1に来るまで、GP3やF3にいた時から僕のアプローチは大きく変わっていない」と言い、次のように続けた。
「あまり変える必要はない。彼らは今の僕のアプローチを気に入っているから、僕を起用したんだ」
「おそらく、それが僕を起用した理由だから、何か変える予定はないんだ」

　経験の少ないクビアトと来年チームメイトになるダニエル・リカルドは、今シーズン3勝を挙げた自身の成功がレッドブルの決定に強く影響したと考えている。
「僕は、レッドブルが自分を起用することでちょっとしたリスクを冒したと思っている」
「ダニールの経験は少ないが、彼らは僕の時と同じように、彼を信頼するものを思っているよ」