F1復帰を目指す元ロータス・ルノー(現ロータス)のロバート・クビカが、日曜日にイタリアで開催された国内ラリーのイベントで勝利を飾った。
2011年2月、F1のオフシーズン中に参戦したラリーでクラッシュし大怪我を負ったクビカは、それ以来F1から離れてリハビリに取り組んできた。
その事故から1年半が経とうとするなか、最近クビカにはWRカーのテスト報道が持ち上がるなど、彼の周辺は本格復帰に向けた動きでにわかに騒がしくなっている。
そしてついにこの週末、クビカが事故後初の本格的なモータースポーツイベントとなるイタリアの国内ラリー「ロンデ・ゴミトロ・ディ・ラナ」に参戦することが明らかになった。
クビカはこのラリーでスバル・インプレッサWRCをドライブ、コ・ドライバーのジュリアノ・マンフレディと共に挑んだ4ステージのイベントでミニWRCを駆るオマー・ベルゴにほぼ1分の差をつけ、見事優勝を飾った。
ラリー前にイタリアの「SkySport24」のインタビューに応じたクビカは、F1復帰に前向きな姿勢をみせ、今回のイベントが復帰に向けた「よりアクティブな段階」とコメントし、次のように続けている。
「ステージタイムよりも、僕らが楽しめることを望んでいる。ドライビングを再確立し、腕の機能をさらに回復させることが重要なんだ」
「僕は20年もドライバーを続けてきたので、体はある程度の動きに馴れている。ドライブすることでそうした感覚を感じとれるかを見てみたいと思っている」
ただ、YallaF1が伝えた現地のレポートによれば、クビカの右腕は完全な機能を今も持ち合わせていなかったとされており、両手によるドライビングでは明らかに右腕の動きに制限があったという。クビカは表彰式でも左腕だけでシャンパンを掲げている。
