バーレーンでのF1合同テスト2日目、ケータハムのマーカス・エリクソンが走行、終盤トラブルに見舞われたものの、大量にデータを集めることができたとして満足感を表した。

 今週のテスト最終日となる9日、エリクソンは66周を走行、1分39秒263で全体の9番手となった。午後のセッションでERSの電気系トラブルが発生、エリクソンはマシンを止め、時間切れのためコースに復帰することはできなかった。

「午前中はいいセッションだった」と走行を終えたエリクソンは述べている。

「空力評価のためフロントホイールに測定機器を装着して作業をスタートし、その後、ブレーキングシステムのテストを行った。これによって興味深いデータを大量に得ることができた。午前中は問題は発生せず、予定した作業の大部分をやり遂げることができた」

「ランチブレーク後の午後のセッションでは、リヤウイングに機器をつけて空力テストのための走行を多数行い、その後、それを外して最後の走行に入った。でも今日13回目の走行でトラブルが発生し、ターン8でマシンを止めることとなった」

「マシンをガレージに戻して調べたところ、ERSの電気系トラブルが見つかった。でも修理してコースに戻るだけの時間は残っていなかったため、そこでテストを終えることになった」

 しかしエリクソンは、中国GPに向けてマシンを向上させるためのデータを大量に集めることができたと、前向きな発言を行っている。

「午後にトラブルはあったが、今日はたくさんの作業ができたから、その成果には皆がそれなりに満足している。中国GP前にファクトリーで作業を行うためのデータをたっぷり集めることができた」

「これからバーレーンを発ち、来週末の上海のレースに向けて準備する」

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