バーニー・エクレストンは、2009年のF1世界チャンピオンの候補としてジェンソン・バトンを挙げているが、元チャンピオン、ジョン・サーティースは、自分ならバトンを雇いはしないとコメントした。
ブラウンGPの新車BGP 001はシーズンオフテストで他を圧倒する速さを見せ、バトンとチームメイトのルーベンス・バリチェロは、いまや開幕戦オーストラリアGPの優勝候補として見なされている。
しかし、2008年、バトンはバリチェロより高額の報酬を得ていたにもかかわらず、全体的にバリチェロの成績を下まわり、最終的にバリチェロの11ポイントに対して3ポイントしか獲得せずに終わった。このためサーティースは、バトンは今季シートを確保できなくても仕方がなかったと主張している。
「真のドライバーのいい例は、セバスチャン・ベッテルだ」と1964年のF1ワールドチャンピオン、サーティースはデイリー・ミラーに対してコメントしている。
「しかしバトンはといえば……はっきり言って、私なら彼を起用しなかっただろう」
「マシンがだめな時でも100パーセントの力を見せる必要がある。そうでなければ解雇されて当然だ。それでは、いいマシンに乗っているときも、いいマシンに乗っていないときも、優れた走りができるはずがないからね」
F1 ニュース
サーティース「ブラウンGPはバトンを雇うべきではなかった」
