7月28日〜29日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたスーパーGT第4戦。シリーズをプロモートするGTアソシエイションでは、今年も東日本大震災の被災地から約250名のファンを招待した。
スーパーGTでは、東日本大震災に対し今年も『ニッポンを元気に!』のスローガンを掲げ、全大会を東日本大震災復興支援大会として開催。昨年も第4戦SUGOには震災被災地からファンを招待し決勝レースを楽しんでもらう試みが実施されたが、今年も各自動車メーカー、オートバックスなどの協力で、GTAとスポーツランドSUGOが実施し、同様の活動が行われた。
招待者は宮城県石巻市、気仙沼市をはじめ、岩手や福島など3県からバスで来場。パドックエリアには専用のテントも用意され、日陰でレースを楽しめるようモニターやミストファンなどが設置された。
決勝スタート前には、グランドスタンドの一角に用意された招待者専用スペースの前にドライバーたちが集合。昨年のチャンピオンドライバーで、SUGO戦でも勝利を飾った柳田真孝が「レースを楽しんで下さい」と挨拶すると、スタンドからは大きな拍手が起こっていた。
