スーパーGT第5戦SUGOでポールポジションを獲得したHASEMI TOMICA EBBRO GT-R、ダイシン アドバン Ferrariのドライバーが予選、そして明日の決勝に向けて語った。HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rのふたりは、2連勝、そしてSUGOでのニッサン車の勝利を目指しているという。
【GT500】HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
ロニー・クインタレッリ
「クルマの調子が朝の走行ではまあまあだったのが、午後になって、路面温度が高くなったことと、路面にゴムが乗ってきたことでクルマがすごく速くなってきました。予選では1回目から予想以上の速いタイムが出て、スーパーラップでもいいタイムをマークすることができて、素晴らしい予選でしたね。今日はクルマとタイヤとドライビングのすべてがうまくいきました。SUGOではニッサン車の優勝がまだないそうですが、ポールからのスタートは抜きにくいレイアウトのSUGOでは有利だと思いますので、いい結果が出せると思います」
安田裕信
「午後になって気温が上がったことで、僕たちミシュランユーザーにとってはすごく有利になりました。スーパーラップではロニー選手が素晴らしい走りを見せてくれて、今回も優勝を狙える形になりました。優勝を目指して頑張りたいと思います。今日のようなコンディションだったら、決勝レースでも自信があるので、今日と同じような暖かい天候になることを期待しています。ミスなく走り切って、2連勝を目指したいと思います」
【GT300】ダイシン アドバン Ferrari
青木孝行
「このレースではどのチームも僕たちのチームのクルマが速いのではないかと予想していたようですが、確かに僕たちは必勝態勢で臨みました。前回のセパンでは決勝レースを走れないという、とても悔しい思いをしたので、今回はどうしてもポール・トゥ・ウィンを飾りたいという思いでここに来ました。朝の練習走行ではクルマのコンディションはまだベストの状態ではなく、予選に向けてセット変更をしたんですが、予選1回目でトップを穫ることができず、厳しいかなと思ったのですが、スーパーラップに向けてサイドセット変更をして、思いどおりのセッティングになりました。今回はチームがいいクルマを作ってくれて、自分がミスなくアタックすることができたということだと思います。ポールよりも決勝レースの優勝を持って帰りたいと思っているのですが、天気が少し心配なのと、この菅生には魔物が棲んでいるとよく言われるので、それに食われてしまわないように頑張りたいと思います」
藤井誠暢
「予選1回目でトップを穫ることができず、トップを穫った33号車のポルシェもまだタイムアップしてきそうな感じがあったので、少し心配しましたが、スーパーラップに向けてセット変更をして、青木選手もモニターの映像を見ていてもタイムが出ていそうな走りで、セクター1のタイムでポール獲得を確信しました。今回はどうしても優勝しなければいけない状況なのですが、チームもいいクルマを作ってくれています。イレギュラーなことが起こらないように注意しながら、優勝を果たして、明日もこの記者会見にまた来たいと思います」
