2015年のカレンダー入りを目指していたタイ・バンコクでのF1グランプリだが、その開催計画に暗雲が垂れ込めているようだ。

 タイのF1開催計画は、今年4月にバンコクの公道を使用したサーキットレイアウトが同国のスポーツ統轄機関によって認められ、その後も政府の最終承認に向けて着々と計画が進行していた。この公道コースは1周が5.995kmで、バンコクのロイヤル・タイ・ネーバル・ドックヤード近くに建設され、そのルートにはグランドパレスや暁の寺、ビクトリーモニュメントなど、いくつかの名所のそばを通る計画にもなっていた。

 しかしここにきて、バンコクの市当局が該当エリアでのレース開催を禁止する法案を可決してしまったため、計画に大きな支障が生じている。

「その地域は文化と芸術の保護にあたるため、バンコク市内でのカーレースを禁止する法案が5月16日に可決された」と、都市計画部の事務局長がAFPに語っている。

 なお、タイの開催計画に代替となる別のサーキットが検討されているかどうかは、現時点では定かではない。

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