ドニントンパークはいまだに2010年イギリスGPに関する資金および改修計画の進捗状況について明らかにしておらず、来季イギリスGPはシルバーストンで行われるのではとの推測が出てきているが、ドニントン側はこれを否定した。
ドニントンの改修作業には大きな遅れが生じており、来年の開催に間に合わない見込みであるとして、シルバーストンが引き続き来年もイギリスGPを開催するよう依頼されるのではとの報道がなされている。ドニントンは当初は資金計画について3月に発表する予定だったが、現在でも行われていない状態だ。しかしスポークスパーソンは、来月には何らかの発表を行う予定だと述べると共に、ドニントンパークは今もF1開催契約を有していると強調した。
「(来年イギリスGPはシルバーストンで行われるとの)インターネットでの報道には実体も、事実に即した根拠もないため、これに対して一切反応は行わない」とスポークスパーソンはダービー・テレグラフに対してコメントしている。
「ドニントンパークは2010年から17年にわたるF1の契約を今も有している」
「プロジェクトのマネージングに変化が生じ、水面下で資金調達のための作業を行っているため、我々は現在、建設および計画の要旨を完全な形で用意できる状況ではない」
「関心が集まっているのは承知している。9月には財政面、建設計画などについて議論することができるだろう」
ドニントンは最近、レッド・グローズ・プロパティーズ・グループが改修作業を請け負った旨の発表を行っている。
