ニスモは1日、新ラインナップ発表イベントとなる『ニスモプレミアイベント』を、神奈川県横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで開催した。

 ニスモは、これまでモータースポーツの世界で培ってきた技術力をベースに、日本から世界へと活躍の場を広げるとともに、モータースポーツファンだけでなくより幅広い層にニスモブランドを発信していくという戦略を打ち出している。今年1月の東京オートサロンでは、その新しい戦略のもと開発されたニスモロードカーの第1弾として『ジューク・ニスモ』を発表した。

 今回のイベントでは、その第2弾、第3弾として6月24日に発表された『フェアレディZ・ニスモ』、『マーチ・ニスモ』とともに、同日に発表となった『ニッサン・リーフ ニスモパフォーマンスパッケージ』の3台がファンの前に登場。3台はステージ上に展示されたほか、『フェアレディZ・ニスモ』と『マーチ・ニスモ』はギャラリー内にも1台ずつ展示された。

 18時のイベント開始とともに、まずは宮谷正一取締役社長が登壇し、スーパーGTやル・マン24時間耐久レースなどモータースポーツ活動での活躍を紹介するとともに、ニスモのブランド戦略についても説明。24日に発表となった新ラインナップについては「『グローバルに、より幅広いお客様にニスモブランドの魅力を感じてもらいたい』と言葉でお伝えしていたことを、ようやく商品という形で皆様にお見せできることを大変嬉しく思っています」と語ると、各車の詳細は田村宏志チーフ・プロダクト・スペシャリスト(CPS)、金子晃チーフ・ビークル・エンジニア(CVE)に委ねた。

 田村CPSは「原稿を読むのもいいのですが、私の生の感覚を伝えるにはどうしたらいいのかと悩んでいます。“ワクワクドキドキ”というのはなかなか伝えられないんです」と話すと、スピーチ台を離れて『フェアレディZ・ニスモ』と『マーチ・ニスモ』の脇に立ち、身振りを交えながら車体に投入されたテクノロジーを解説。

 続いてステージに登った金子CVEは、『ニッサン・リーフ ニスモパフォーマンスパッケージ』について説明。エアロパーツ、サスペンション、ホイール、そしてリーフに搭載されたノーマルとエコふたつの走行モードを更に活かすためのECU制御などをあわせたパフォーマンスパーツのパッケージであると紹介し「こちらはリーフをお買い上げ頂いた後に取り付けられるパッケージとなっていますので、ロードカーのみならずアクセサリーパーツも開発したということをご認識頂ければと思います」と語った。

 その後は、宮谷社長、田村CPS、金子CVEに加えて、ニスモのブランドアンバサダーを務めるミハエル・クルムもステージ上に登場し、トークショーが開催。この日初めてマイクを握ったクルムは、6月22日~23日に行われたル・マン24時間耐久レースに参戦していたことに触れ、42号車ザイテックZ11SN・ニッサンをドライブした若手ドライバーの活躍なども含め「良いレースができた」とまずは述べた。

 ここでは、3車種同時発表となったことへの意気込みや、車両の開発における各氏のそれぞれの役割、アンバサダーとしてこれらの車種に乗り込んでいるクルムの感想、ニスモの今後の取組みについてなど、和やかな雰囲気のなかトークが展開。最後に、会場に集まったファンに向けて、4人から一言ずつメッセージが送られた。

 なお、イベントの様子はUstream配信されており、こちらのURL(http://www.ustream.tv/recorded/35214363)から録画された映像を視聴することができる。

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