前戦イギリスまで3戦連続で予選Q1敗退が続くなどここ数戦のルイス・ハミルトンは長いトンネル状態に陥っているが、ドイツGP初日に最速タイムをマークした昨年のチャンピオンは、わずかながらも自身に明るい光を導くことができたようだ。

 金曜午後に行われた90分のフリープラクティスではチームメイトのヘイキ・コバライネンもタイムシートの最上位に名を連ねた。一方のハミルトンは残り数分というところで自身のベストタイムをマーク、午前のセッションでトップにつけたレッドブルのマーク・ウエーバーのタイムを約1秒上回る走りで、全体としてもセバスチャン・ベッテルを抑えてこの日の最速タイムを刻むことになった。

 しかしハミルトンは自身の示したパフォーマンスについて慎重な姿勢を崩していない。今回マクラーレンは新しいパッケージを持ち込んではいるものの、初日の結果は何も意味しないだろうと認めている。
「まだ週末は始まったばかりだし、先走ってはならない。まずは明日の予選でQ3に進出できることを望んでいる」

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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