ルイス・ハミルトンがヨーロッパGPでペナルティを受けながら実質的に何も失わなかったことについて、フェルナンド・アロンソはスチュワードの対応を責めているが、ハミルトンは自分には後ろめたいことは何もなく、アロンソは今興奮しているだけだと語った。

 マーク・ウエーバーとヘイキ・コバライネンのクラッシュにより出動したセーフティカーを抜いたため、ハミルトンは後にドライブスルーペナルティを受けたが、ペナルティが出るタイミングが遅かったために、彼は後方に大きなギャップを築くことができ、順位をひとつも落とさずに済んだ。一方、セーフティカーが出た時点ではハミルトンのすぐ後ろの3位を走っていたアロンソは、規則に従ってセーフティカーの後ろでペースを落として走った結果、大きく順位を落とし、9位でチェッカーを受けた。ハミルトンとタイトルを争っているアロンソは、これによってポイント差を29ポイントにまで拡大され、ペナルティの対応が遅すぎるとしてフェラーリともどもスチュワードを激しく非難した。

 アロンソが、レース直後に、このレースは捻じ曲げられたと語ったことについてF1公式サイトのインタビューにおいて聞かれたハミルトンは、「彼は感情的になってるんだと思うよ」と語っている。
「誰もが自分のやるべきことをやる。それだけだ。僕はピットに戻らなければならないと言われたから、ギャップを築いて必死にプッシュした」
「ファステストラップを連発して、後方との差を広げることができた。そしてペナルティを受けた。ドライブスルーにはものすごく長い時間がかかったよ。ピットレーンを60km/hで走るんだからね。でもコースに戻った時、ポジションは変わっていなかった。だから別に不公平だなんて思わない。これがレースってものだし、そういう規則なんだ」

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