来年以降の去就に注目が集まっているジェンソン・バトンが、現時点ではF1以外のカテゴリーでレースをすることに興味はないと語った。

 バトンとマクラーレンとの現在の契約は今季末で切れる。バトンは来年以降もマクラーレンに残りたいとの意思を示しているが、チーム側はバトンに関してもチームメイトのケビン・マグヌッセンに関してもまだ決断を下していない。

 最近レーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、ドライバーラインナップは長期的な視野を持って決定するつもりであり、他のドライバーたちのプランがはっきり分かるまで待っている状態だと語っている。

 交渉が進んでいないことから、バトンが2015年はF1以外の選択肢を検討するのではないかとの推測も持ち上がっているが、バトン本人はF1にしか関心はないと語った。

 他カテゴリーへの転向の可能性についてバトンは、「今のところ、僕の関心の対象はF1でレースをすることだ」と述べた。

「いつだって強さを発揮して戦いたいと思っている。だから厳しい一日を過ごすと、おそろしく辛い思いをするんだ。でも次にそれなりにいい予選ができれば、また軌道に戻れる」
「いつまでもレースをしていたいと思うんだ。F1にはさまざまな感情があふれている。すごくいいときもあれば、悪いときもある」

「長いこと、僕はそうやって生きてきたし、そういう風にこれからも生きていきたい」
「僕は若く、速さもあり、今の仕事を楽しんでいる。それを変えたいとは思わない」

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