2010年F1第1戦バーレーンGPの金曜プラクティスで、マクラーレンは2台とも好調に上位タイムをマークした。ジェンソン・バトンは、全体的なパフォーマンスには満足しているが、マシンバランスをさらに向上させる必要があると語り、ルイス・ハミルトンもポジティブな感触を得ているものの、燃料搭載量が多いとブレーキの効きがよくないことが気になっているようだ。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1=5位/2=4位
 今日は、特にソフト側のコンパウンドでは、リヤタイヤの使い方がとても難しいということが分かった。スティントのほとんどでひどいオーバーステアの状態で走ることになるんだ。
 コースの新しいセクションはとてもバンピー。ターン6と7は特にタフだ。できる限りブレーキングを遅らせようとすると、マシンがボトミングしてしまう。そこら中でマシンが跳ねてしまって、マシンが向かっている方向が分からなくなってしまうんだ。そのため、ブレーキを早めに、しかも優しく踏む必要がある。そうすると、マシンのフロント部がコーナリング中に地面にヒットするのを防げて、それによって次のコーナーに向けていい体勢を作れる。
 僕らはまだセットアップの作業を続けている。2回目のセッションでは繰り返しタイヤのプログラムにあたり、コース上はとても混雑していたんだ。自分たちのマシンの状況は把握しているし、どこのポジションを目指すべきかも分かっている。今夜これから問題を改善するためにやるべき作業が残っている。
 今日はいい仕事ができたと思う。マシンのパフォーマンスにはまずまず満足している。それでも、作業が必要な個所があることは分かっている。マシンそのものは良く機能しているが、バランスに関してはまだ改善の余地があるね。

ルイス・ハミルトン フリー走行1=6位/2=2位
 コース上はとても気温が高く、両コンパウンドともタイヤのデグラデーションがとても大きかった。でも、僕らはデグラデーションには対処できると思う。自分のドライビングスタイルをそれに合わせて、毎ラップ、タイヤに優しい走りをすればいいからね。ロングランでは、ターゲットタイムがどれくらいになるのかを把握するのはまだ難しい。スティントの序盤で抑え目に走れば、スティント終盤ではプッシュする余裕ができる。でも、現時点で正確なことは分からないので、何とか把握しようと努めているところだ。
 コースの新しいセクションはとてもバンピーで滑りやすそうだが、条件はどのドライバーにとっても同じだ。同様に、燃料を多く積んでいるとマシンはとても重く感じて、ブレーキを踏んでも、なかなか思うような感じで効いてくれない。一方で、ハイスピードコーナーではとてもバランス良く感じられる。減速時のマシンの状態はとてもトリッキーだね。燃料搭載量が少ないときと同じようには減速しないんだ。
 全体的には、今日はそれほど悪い感じではない。各車、燃料の搭載量が違うので、すべてのチームがどのポジションにいるのかはまだ完全には理解できていない。つまり、今日のタイムシートの順位は全体の戦力図を完全に反映しているとは言えないね。

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