ジェンソン・バトンは、ミハエル・シューマッハーが期待されているような結果を残していないことに対する批判に反論した。
現在43歳のシューマッハーは、メルセデスと3年契約を結び2010年にF1に復帰した。3シーズン目の今年は、チームメイトのニコ・ロズベルグは初優勝を挙げて59ポイントを獲得しているのに対し、シューマッハーは不運も重なり2ポイント獲得にとどまっている。
バトンは、シューマッハーが過去のキャリアで素晴らしい成績を挙げてきたことを忘れてはならず、モナコ予選で最速タイムをマークしたのも見事だったと語った。シューマッハーはペナルティにより5グリッド降格され、最終的にはトラブルでリタイアせざるを得なかった。
「ミハエルは復帰して以来、この2年間、多くの批判にさらされてきた」とバトン。
「僕らは彼が以前のキャリアで何を成し遂げたかを忘れてしまっているんだと思う」
「マシンやチームになじむのに時間がかかることがあるんだ。それでも彼は(モナコ予選で)1ラップをうまくまとめ、全くミスをせず、素晴らしいラップを走ったと思う。彼のパフォーマンスはポールポジションに値するものだった」
「マシンから出て来た時、彼はとても満足していたと思う。だけどそれと同時に、モナコのようなコースで6位(グリッド)に降格されることにはがっかりしていただろうね」
マクラーレンのチームボス、マーティン・ウィットマーシュもモナコ予選でのシューマッハーの最速ラップを称賛しているが、自分たちにとって彼は倒すべきライバルであると述べている。
「ミハエルは昔から素晴らしいドライバーだ。我々は彼に負けたくはない。彼に勝ちたい。素晴らしい成果を挙げたときには称えるが、感傷的な思いは抱かない」とウィットマーシュ。
「(モナコの予選で)彼は素晴らしいラップを走った。見事だったし、あれは彼の手柄だ。だが彼がペナルティを受けようと受けまいと、翌日我々が彼に勝ちたいと思うことには変わりない」
