ジェンソン・バトンは、審議対象となっていたフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンとの接触について、いずれもレース中の事故と判断され、正式にカナダGPのウイナーとなった。
バトンは、レース37周目の3コーナーでアロンソの右後輪に接触して、彼をリタイアに追い込むかたちとなったが、カナダGPのスチュワードはこの接触で更なる措置をとる必要性は全くないと結論づけた。
スチュワードは声明において、アウトラップのアロンソに対してバトンが3コーナーへのエントリーでインサイドのラインを確立しており、アロンソのマシンを避けるために縁石まで利用していたとして、最終的にはレースインシデントだったと結論づけた。
またハミルトンとの接触についても同様にレースインシデントとされ、これでバトンの今季初優勝が正式なものとなった。
