ピレリ、今後3戦の供給タイヤを発表

2011年4月16日、上海(中国)

ピレリは2011年F1世界選手権の今後3戦、トルコGP、スペインGP、モナコGPに供給するタイヤのコンパウンド選択を発表しました。

トルコとスペインでは、プライムとしてハード、オプションとしてソフトを供給します。モナコではソフト・タイヤがプライムとなり、スーパーソフト・タイヤがオプションとなります。これが初投入となるスーパーソフトには、赤いロゴが刻印されます。

トルコGPからは新たなロゴが採用され、PZeroタイヤの各スペックには視認性が向上した計6色のロゴが刻印されます。

イスタンブール・パークで行なわれるトルコGPは、高い気温と摩擦力の高い路面が待ち構えています。それゆえに、耐久性を高めるためにはハード・タイヤが、そして速いラップタイムを刻むためにはソフト・タイヤが必要となります。

バルセロナで行なわれるスペインGPは、開幕前のテストで使用された地であり、ハード・タイヤとソフト・タイヤの組み合わせが最良と言えるサーキットです。

しかしモナコGPはシーズン中でも最も低速のサーキットであり、その特性は他とは全く異なります。狭く曲がりくねった市街地サーキットではスーパーソフト・タイヤが最速タイムを可能にし、決勝レースではソフト・タイヤが長いスティントを走り切るだけの耐久性をもたらします。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「どのタイヤスペックを供給すべきかを決定するにあたり、これまでのレースと同じように今後のレースもエキサイティングなものにすべく、各サーキットの特性を慎重に検討しました。特にモナコGPは、初めてスーパーソフトが実戦で使用されることになるわけですからとても楽しみです。スーパーソフトは他のスペックとは特性が全く異なります。モンテカルロの市街地サーキットには非常に効果的なはずです」

これまでの供給タイヤスペック:
オーストラリア ソフト(オプション)/ハード(プライム)
マレーシア ソフト(オプション)/ハード(プライム)
中国 ソフト(オプション)/ハード(プライム)
トルコ ソフト(オプション)/ハード(プライム)
スペイン ソフト(オプション)/ハード(プライム)
モナコ スーパーソフト(オプション)/ソフト(プライム)

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