2013年ドイツグランプリ フリー走行
各チーム、ニュルブルクリンクで新構造のタイヤを評価

2013年7月5日、ニュルブルクリンク
 レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ホームグランプリの金曜フリー走行で最速タイムを記録しました。フリー走行2回目(FP2)でベッテルが記録した最速タイム 1分30秒416は、ニュルブルクリンクがドイツグランプリの開催地となった2年前の金曜フリー走行最速タイム(1分31秒894)より、約1.5秒速いものです。

 2回のフリー走行セッションは、5月のモナコグランプリ以来、ともにドライウェザーの下で行われました。このため、各チームは、このグランプリで使用されるアラミド繊維(ケブラー)を用いた新しいタイヤ構造のリアタイヤを充分にテストすることができました。(このタイヤは、カナダグランプリのフリー走行でも使用されました。)FP2での気温は20℃、路面温度は28℃というコンディションでした。

 各ドライバーは、両フリー走行セッションを通じて、以前のスチールベルトに代るアラミドベルトを使用した新しいタイヤ構造のリアタイヤを評価しました。フロントタイヤには変更がありません。午前中のフリー走行1回目(FP1)では、各チームはミディアムコンパウンドのみを使用し、午後のFP2で初めてソフトコンパウンドを試しました。各チームは、マシン重量と気温がラップタイムに及ぼす影響を見極めるために、多様な燃料搭載量で両コンパウンドをテストしました。テストで得られた情報は、予選と決勝での戦略を構築する上で有益なものとなります。FP2の終盤、各チームは通常通り、レースシミュレーションの一部であるロングランに集中しました。

 FP1では、ルイス・ハミルトンがミディアムタイヤで1分31秒754のセッション最速タイムを記録しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント
「ドライバーたちは、本日、新しいタイヤ構造の両コンパウンドを評価することができました。セッションは順調に進み、各チームとも、予選と決勝で優位に立てるよう、今日の膨大な作業をこなしていました。ソフトコンパウンドには高いレベルのデグラデーションが見られましたが、明日の予選では非常に速いこのタイヤが主に使用されることになり、決勝ではミディアムがメインのタイヤとなるでしょう。両コンパウンド間の性能差は約1.5秒で、日曜日の決勝は2ストップになると予想しています」

■本日のラップタイム上位
FP1
1 ハミルトン 1分31秒75 ミディアム中古
2 ロズベルグ 1分31秒973 ミディアム中古
3 ウェバー 1分32秒789 ミディアム中古

FP2
1 ベッテル 1分30秒416 ソフト新品
2 ロズベルグ 1分30秒651 ソフト新品
3 ウェバー 1分30秒683 ソフト新品

■荷重
減速時の最大Gフォース(縦方向の荷重) ターン13で -4.66G
コーナリング時の最大Gフォース(横方向の荷重) ターン5で4.3G

■今日の豆知識
 ピレリは、100年前の今頃に、メジャーなサーキットレースでの初優勝を遂げました。1913年7月12日、ピカルディーのアミアンサーキットで行われたフランスグランプリで、ジョルジュ・ボワイヨがピレリタイヤを装着した5.6リッターのプジョーを駆り優勝しました。ジュール・ゴーが、同じくピレリタイヤ装着のプジョーで2位となりました。

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