ピレリ、スリリングなホーム・レースを披露
2011年9月11日、モンツァ

ピレリのホーム・レースであるモンツァで、ティフォシには素晴らしいレースとなりました。レースはレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルがまたしても勝利を収め、2年連続のタイトル獲得へさらに近付きました。シーズン最速のイタリアGPで、ベッテル自身にとっての500周目をピレリタイヤを履いてトップで走りました。

ベッテルは2回ストップ作戦を採り、前日の予選でポールを獲得した際に履いていたPZeroイエロー・ソフト・タイヤでスタートして、20周目に新品のソフトに交換し、残り18周となった35周目に僅か2.9秒のピットストップでPZeroホワイト・ミディアム・タイヤに交換してレースを制しました。

2回ストップ作戦が最もポピュラーな戦略となりましたが、ザウバーのセルジオ・ペレスは1ストップ作戦を予定していました。ポイント圏内でのフィニッシュは確実と思われましたが、レースの中盤にメカニカルトラブルでリタイアとなりました。

ベッテルは余裕の勝利を挙げましたが、その後方では素晴らしいバトルがいくつも展開されました。メルセデスGPのミハエル・シューマッハとマクラーレンのルイス・ハミルトンは息の詰まるような3位争いを演じ、それはPZeroイエロー・ソフト・タイヤで走行したレース前半の間ずっと続きました。

レース後半では、スタートでトップに立ったフェラーリのフェルナンド・アロンソを、PZeroホワイト・ミディアム・タイヤに履き替えたジェンソン・バトンが抜きました。ルイス・ハミルトンは、この硬い方のタイヤでこの日の最速タイム1分26秒187を記録しています。

ハミルトンはレース終盤にアロンソに猛攻撃をかけ、最終ラップでは1秒以内にまで迫りました。しかしアロンソも激しく抵抗を見せ、最終的にフェラーリの地元レースでチーム650回目の表彰台を手にし、彼自身も通算獲得ポイントで1000を上回りました。

トロロッソにとっても素晴らしいホーム・レースとなりました。ハイメ・アルグエルスアリが7位(18番グリッドから11番手アップ)、セバスチャン・ブエミが10位となり、2台ともにポイントを獲得しました。2台ともソフト・タイヤでスタートし、第2スティントもソフト、そして最終スティントをミディアム・タイヤで走りました。

ブルーノ・セナは9位でフィニッシュし、ピレリタイヤでF1初ポイントを獲得しました。Q3で走行せず予選10位から新品のミディアム・タイヤでスタートし、3回ストップ作戦を採りました。つまり、最後にPZeroイエロー・ソフト・タイヤを履いてレースをフィニッシュしたのです。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「モンツァでの非常に特別な雰囲気の中で迎えた我々にとって初のホーム・レースは、全てが期待通りでした。世界チャンピオン経験者5名がトップ5に並んだことが、いかに今日のレースの質が高かったかを物語っています。今週末は非常に暑くなりましたが、こうした高温のコンディションで、なおかつタイヤのカーカスに厳しい負荷がかかるコース特性にもかかわらず、ソフト・タイヤもミディアム・タイヤもこの厳しいテストに非常に良く耐え抜き、通常の範囲ではブリスターもなく、非常に良い耐久性を発揮しました。つまりどのドライバーも手を緩めることなく、スタートからフィニッシュまで最高のエンターテインメントを提供してくれたということです。次は我々にとって初のナイトレースとなるシンガポールGPです。久々にPZeroレッド・スーパーソフト・タイヤが投入されますが、今回の暑さが良い練習になりました」

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