日本GPでフェラーリでの3戦目を迎えるジャンカルロ・フィジケラは、鈴鹿は大好きなサーキットであり、マシンにも慣れつつあるため、今週末はポイント獲得を狙いたいと意気込んでいる。
「僕は鈴鹿サーキットが大好きなんだ。ここでは今まで成績がよくて、何度か表彰台に上ったことがあるからね」とフィジケラは言う。
「このサーキットにはいいフィーリングを持っている。そのフィーリングをフェラーリのマシンに乗っても感じられるようにする必要があるね。このコースはシンガポールとは全く違う。鈴鹿ではかなりうまくやれる可能性があると思うので、いい週末を過ごし、素晴らしい結果をチームのために出したい」
「ウエットレースになれば、何が起こるか分からないが、僕としては問題ないよ。困るのは、フリープラクティスで雨が降って、予選でドライになること。そうすると厳しいね。今はこのチームでリラックスできているから、あとはマシンをもっと快適に走らせられるようになりたい。シンガポールでは、限界を見つけるのが難しかったからね」
「僕が改善したいのは、ブレーキング時のマシンの扱いだ。今のところあまり自信をもってドライブできていないんだ。でもこのサーキットならうまくやれるはずだよ。KERSに関しては、もううまく使えるようになっていると思う。マシンのオペレーションシステムが前のマシンとは違っているので、それに集中しなければならず、コンマ2秒ほどロスしてしまうけれど、全体的にそれほど問題なくなってきている。今週末は今までよりうまくやれるだろう。目標はこれまでよりいい結果を出して何ポイントか獲ることだよ」
「日本には僕のファンクラブがあって、すごく規模が大きくて、最高のファンクラブなんだ。明日(2日)の夜、サーキットで皆に会う予定だ。今週末彼らに応援してもらえるのが楽しみだよ」
