レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、2010年のチャンピオン争いはシーズン最後まで接戦のまま続くだろうと予想した。

 今季ここまでの3戦でそれぞれ別のドライバーが優勝を挙げ、ランキングトップ7のドライバーがわずか9ポイントの中にひしめく接戦となっている。ベッテルはこの状態がシーズンの最後まで続くと考えている。

「もちろんそう考えている。1戦ごとに状況ががらっと変わっているよね」というベッテルのコメントをスカイ・スポーツが伝えている。ベッテルは開幕から2戦、トラブルで勝利を失ったものの、第3戦マレーシアでようやく優勝を獲得した。
「マレーシアでは僕らは速さがあり、(1-2という)結果にふさわしいパフォーマンスを発揮できた。最初の2戦がああいう結果だっただけに報われたよ」
「うまくまとめられたときに僕らのマシンがどれだけのことをできるかがはっきりしたと思う。最初の2戦のトラブルは、めったにないことで、不運だった。だから戦いに戻ってくることができて嬉しい」
「僕らはみんな自分の仕事が大好きだから、こういった形でモチベーションを上げなきゃならないようなチームじゃないんだけど、それでも今回こういう結果が出せたことで、自分たちがここにいる意味を再確認できるよね」

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