2011年F1インドGPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは1位、マーク・ウエーバーは4位だった。

■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 決勝1位
 僕らはとてもいいレースをした。楽しめたよ。ジェンソン(・バトン)とは距離があったけれど少し戦いになった。彼は常に4秒ぐらい後ろにいたけれど、不思議なことにピットストップの時期には差を縮めるんだ。僕はピットインまですごくプッシュしたけれど、そこで少しロスしたみたいだ。これについては分析する必要がある。このサーキットではタイヤを管理して、最後まで持たせることが重要だった。でもとてもスムーズなレースだったよ。マシンのバランスはとてもよく、素晴らしいレースができた。チーム全員とルノーのおかげだ。彼らは今シーズンここまで非常に優れた仕事をしてくれている。
 でも今日は複雑な気持ちだ。インドGPの最初のウイナーになれたことはとても誇りに思うけれど、最近ふたりの仲間を失った。ダン・ウェルドンとは知り合いではなかったけれど、彼はモータースポーツにおけるビッグネームだった。マルコ・シモンチェリとは今年知り合った。辛い時期にある遺族の方々にお悔やみの言葉を伝えたい。僕らにはある程度のリスクを背負う準備ができているが、もちろん何も起こらないよう祈っている。時々気付かされるが、最も直面したくないことだ。
 ここはとても印象的な国だね。ヨーロッパとは全く違っている。とても刺激的だよ。目を見開き、耳をすませていれば、ここの人たちのやり方からたくさんのことが学べる。たくさんの人々がいる大きな国だけれど、彼らはハッピーで人生をエンジョイしている。それが一番大事なことなんだ。人生の終わりを共にするのは、銀行の預金額よりも、友情、感情、思いといったものだ。だからここの人々が多くのものを持っていないとしても、彼らはいろいろな意味でとても豊かだし、僕らはそこから学ぶものがある。
 素晴らしいレースであり素晴らしいイベントだった。サーキットも最高だったよ。インドのすべての人たちに心から感謝する。

マーク・ウエーバー 決勝4位
 レースの中盤に表彰台を失った。今年はそういうケースがとても多い。スティントの終わりにペースが悪く、タイヤが持たず、戦略がだめになるんだ。ピットに早めに入らなければならず、戦いが苦しくなる。結局のところ、僕には十分な速さがなかった。スティントの初めはそこそこ速いが、周回を重ねるうちに、ライバルたちに負けてしまう。スティントの終わりに少しバランスに苦労した。フェルナンド(・アロンソ)とはいい戦いをした。でもマクラーレンとフェラーリはセクター1がとても強力で、ジェンソン(・バトン)には1周目にバックストレートで抜かれた。最初の数周はペースがよく、彼にチャレンジしたが、バトルをしていると、すぐにタイヤがだめになってしまうんだ。そういうレースで、がっかりしているが、もう次のアブダビのことを考えるよ。

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