マクラーレンと2015年以降のパワーユニット供給契約を結びF1に復帰するホンダ。F1の総責任者である新井康久氏(本田技術研究所取締役専務執行役員四輪レース担当)が、2015年型マクラーレン・ホンダの初走行は来年のヘレステストで行う予定であると語った。

 マクラーレンはメルセデスとの提携を今季末で打ち切り、来年からはホンダの新パワーユニットを搭載する。初テストがシーズン終了直後のアブダビテストで行われるのではないかとの推測もなされていたが、新井氏は来年のシーズン前テストでデビューさせる予定であると明言した。

 F1公式サイトのインタビューにおいて現在の開発状況を聞かれた新井氏は次のように答えた。

「開発プランの範囲内です。エンジン、正確に言うとパワーユニットの全体のシステムチェックを行える状況ですが、シャシー抜きでということになります。パワーユニットとシャシーを一緒にして完全なマシンとしてチェックを行うにはまだ時間がかかります」

 パワーユニットとシャシーが一体になるのはいつかとの問いに、新井氏は来年初めになるだろうと述べた。

「今後数週間のうちにシミュレーターを使用し、来年初めにコース上での走行をスタートします。ヘレスになる可能性が高いでしょう。その時にホンダのエンジンとマクラーレンのシャシーが一体となったマシン、つまりホンダ・マクラーレンを初めて披露することになるでしょう」

 公式なお披露目はヘレスにしても、それ以前にデータ収集のために走らないのかとの質問に対し、新井氏はこれを否定している。

「今の段階では、2014年中にデータ収集を行う予定はありません。ヘレスが初となります」

ホンダF1総責任者 新井康久インタビュー
・ホンダ、2016年以降はパワーユニット供給先拡大も
・ホンダ「来年からメルセデスに勝つことができる」

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