FIAは2015年に新規参入するホンダに対し、シーズン中のパワーユニットの開発を条件付きで認めることを明らかにした。

 FIAは昨年末、パワーユニットのホモロゲーションの期限がレギュレーションに明記されていないとの指摘を受け入れ、メルセデス、フェラーリ、ルノーが2015年シーズンに開発を続けることを許可した。しかし今年から参戦するホンダに関しては、昨年のライバルたちと同様に2月28日を期限とし、シーズン中のアップデートを禁止するのが公平な措置であるとの見解を示した。

 マクラーレンとホンダはこれに不満を持ち、先週月曜、ホンダの代表者がF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングと会い、エンジン凍結規則に関する話し合いを行った。
 その結果、FIAは先週金曜、全チームに対し、さらなる規則変更を通知した。

 ホワイティングが送った通知には、シーズン中にホンダが他の3社と同程度の開発を行うことを許可すると記されている。
“新マニュファクチャラー”は他のエンジンメーカー3社がシーズン中に使用できるトークン(開発点数)の平均ポイントを使用することが許される。

 パワーユニットのパーツにはパフォーマンスに対する重要度に応じて“トークン”が割り当てられており、その年によって開発に使用できるトークン数が決められている。合計66トークンのうち、2015年にはメルセデス、フェラーリ、ルノーは32トークンを使用してパワーユニットの変更を行うことができる。

 今年はシーズン中のアップデートが認められ、32トークンを開幕前に使い切る必要がない。開幕戦の時点で3メーカーがシーズン中のアップデートのために残したトークン数の平均を割り出し、その点数をホンダがシーズンの中で使用することをFIAは許可した。

「2015年に参戦するマニュファクチャラー4社はシーズン開幕時に公認されたパワーユニットを使用し、各々がシーズン中にアップグレードする機会を等しく持つように定めるのが公平であると我々は考える」とホワイティングからの通知には記されている。

「従って新マニュファクチャラーには、他の3マニュファクチャラーが使用できるのと同じトークン数を使用することを許可する。そのトークン数は3社の平均とする」

「例えば、2014年のマニュファクチャラー3社の、シーズンスタート時に未使用のトークンがそれぞれ8、7、5である場合、新マニュファクチャラーはシーズン中に6トークンを使うことが許される(平均値の小数点以下は切り捨て)」

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