レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、マーク・ウエーバーの引退を発表の直前に知ったと明かした。

 ウエーバーとポルシェは、27日朝、彼が今季でF1から引退し来年はポルシェでル・マンおよびWECに参戦することを発表した。

 ホーナーは、この決定を発表の直前にウエーバーから知らされたと述べている。

 ウエーバーが引退してチームを去ることをいつ知ったかと聞かれたホーナーは、「今朝9時ごろ、マークから電話があった」と述べた。
「この結論に達したと彼は言った。キャリアにおいて次のステップを踏む、ふさわしいタイミングだと彼は考えたのだろう。我々としては彼の今後の活躍を祈るだけだ」

 ウエーバーは、数カ月前からレッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツに自分の考えについて逐一伝えていたと述べており、マテシッツも「少し前からマークの決断については知っていた」とコメントしている。ウエーバーはイギリスGPのためにシルバーストンに移動する前にマテシッツを訪問し話をしたと、マテシッツは認めている。
 ホーナーには直前まで知らされていなかったという事実によって、ウエーバーとチームの関係がうまくいっていないとの推測も持ち上がっている。

 ホーナーは、チームとしてはもう少し早めに知らせてもらいたかったと示唆している。

「彼は自分自身で物事を進めると決めたようだ。ファクトリーのスタッフたちは、(引退のニュースを)直接聞くのではなくインターネットで読むことになり失望している。だが時にはこういうことも起こる」
「1時間前の通知というのは直前すぎると思う。だが引退の決断を下すのはドライバー自身だ」
「マークはプライバシーを極めて大事にする男だ。彼自身が今回の結論に達し、今日それを伝えた」

 ウエーバーは、レッドブルに対する当て付けでこのような発表の仕方をしたわけではないと語っている。
「これはポルシェの発表だ。僕は発表の前にクリスチャンに知らせた。それは契約において僕がやるべきことであり、僕らはやるべきことをやった」とウエーバー。
「今日行ったのはポルシェとマーク・ウエーバーに関する発表だった」
「今日僕はチームを助けることになったと思う。彼らは今後に向けていくつか決断しなければならないことがある」

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