レッドブル・レーシングのボス、クリスチャン・ホーナーは、スペイン・ヘレスにおいて行われた若手ドライバーテストは、来季に向けたテストとしても、新人を評価する機会としても、非常に重要なものだったと語った。
「若手のチェックをする素晴らしい機会だ」とテスト2日目にホーナーはコメントしている。レッドブルは3日間にわたってダニエル・リチャルドを起用した。
「3日間ひとりのドライバーを走らせた理由のひとつは、今回のテストにおける作業の一部は来年のためのものであるため、継続性が必要だったからだ」とホーナーは説明する。
「ドライバーをころころ換えるより、3日間を通してひとりのドライバーを走らせ、一貫したフィードバックを得たかった。来年の2月までの間に行われるテストは今回のテストのみであり、非常に重要な機会だ」
初日は4位、2日目は3位、3日目最終日はトップタイムをマークしたリチャルドについて、ホーナーは高い評価を与えているようだ。
「彼は初日から非常に素晴らしい走りをし、コンペティティブなタイムを出した。フィードバックも優れており、体力レベルも素晴らしい。彼にとってF1キャリアにおけるいいスタートになっただろう。スピードのみが重要なのではない。スピード、体力、フィードバック、インテリジェンス、感覚といったすべての完全なパッケージが重要なのだ。これらはすべて必要な要素であり、この点すべてに関して我々は評価を行っている」
