ルノーF1のチームプリンシパル、ボブ・ベルは、今週末のアブダビGPがフェルナンド・アロンソとの最後のレースとなることは非常に寂しいが、来季加入するロバート・クビカはアロンソと同等の力を持つドライバーであり、来季に向けての期待は大きいと述べた。

 アロンソは来季はフェラーリに移籍することが決まっており、優勝17回、ポールポジション16回、表彰台フィニッシュ41回、そしてドライバーズタイトル2回を共に勝ち取ったルノーを今季末で去る。来季代わってルノーを率いるのは、現在BMWザウバーに所属し、アロンソの親しい友人でもあるクビカだ。

「彼(アロンソ)は、2005年と2006年の2回の世界選手権獲得をはじめ、チームに非常に大きな貢献をしてくれた。彼がいなくなれば、本当に寂しくなるだろう」とベルは最終戦アブダビGPを前に語った。
「彼はF1の中でもベストドライバーであるとしばしば言われており、私もその意見には賛成する。我々は非常に素晴らしい関係を築いてきたので、これが終わりを迎えるのはもちろん悲しい」
「しかし一方で我々は(来年)チームにロバート・クビカを迎えられることを喜び、楽しみにしている。彼はすぐにフェルナンドと同等の才能を持っていることを証明するはずだ。彼は強力なチームプレイヤーであり、非常にやる気があり、しかも信じられないほど速い。そのため、チームが新たな時代を迎えるにあたり、我々は大きな期待を抱いている」

 ベルは、最終戦の目標は表彰台であり、BMWザウバーに奪われたコンストラクターズ7位の座を取り戻すことだと述べている。
「ロメイン(・グロージャン)とフェルナンドが予選でQ3に進出し、決勝に向けていいスターティンググリッドを確保できれば嬉しい。我々はポイント争い、できれば表彰台争いをしたいと思っている。今シーズンここまでの我々のパフォーマンスレベルから考えて、表彰台は現実的な目標だと思う」
「(ブラジルの)週末は期待外れに終わった。特に、(コンストラクターズ選手権で)BMWに抜かれてしまったのが残念だ。最終戦では彼らに勝つための困難な戦いに挑む」

本日のレースクイーン

河村澪かわむらみお
2025年 / スーパー耐久
Hitotsuyamaレースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円