開幕から圧倒的な強さを見せているメルセデスだが、マレーシアGPの敗戦を受けて、中国GPに新しいフロントウイングを投入してきた。新型フロントウイングはメインフラップの翼端板側にアーチ状のくぼみを設けて一種のトンネルを作り(写真:赤い矢印の部分が入口)、それをアッパーフラップまでテーパー状に延長させて排出する(写真:黄色い矢印の部分が出口)という他チームが採用したことのないデザインだ。アッパーフラップ形状と翼端板の内側に設置しているウイングレット形状にも手が加えられている。

 中国GPが開催された上海インターナショナル・サーキットにはセクター1とセクター3に大きく回り込むコーナーがあり、セクター2には中高速コーナーがあるので、他のサーキットに比べてフロントのダウンフォース量が必要。マレーシアGPでフェラーリに負けたメルセデスが、中国GPの予選で約1秒もの差をつけることができたのは気温の差やタイヤの使い方だけでなく、すぐにアップデートを用意してきた開発力も影響していたはずだ。

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