今シーズン開幕以来、マシンをなかなかアップデートしなかったケータハム。「開発陣たちは風洞実験を行って良いデータを得ているのに、なぜかそれを作って実戦に投入しようとしない」──前半戦、何度か聞かれた小林可夢偉の嘆きである。

 理由は、前オーナーのトニー・フェルナンデスがチームに資金を投入しなかったためだと言われている。オーナーが変わって1カ月が過ぎたベルギーGPで、ようやくケータハムは大きなアップデートパーツを投入してきた。まず特徴的だったノーズの形状が流線型となり、カウルの後端が絞り込まれた。さらにリヤウイングも新しくなった。マシンの前方、中央、そして後方にある空力パーツをシーズン中に変更するというのは、滅多にない大変更だ。

 残念なのは、そのアップデートを心待ちにしていた可夢偉が、交替させられたこと。もし可夢偉が走っていたら、スパ・フランコルシャンでどんなパフォーマンスを見せていたのだろうか。

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