DTMドイツツーリングカー選手権でメルセデスAMG C63 DTMをドライブしているポール・ディ・レスタは、メルセデスの大幅な改革は成功し、マシンは大きな進歩を遂げているのだと語った。

 メルセデスは、2010年にポール・ディ・レスタが王座を獲得して以降、チャンピオン獲得は果たせていない。昨年も、ウェットコンディションの中では最終的に3勝を挙げているものの、ドライコンディションでは他陣営の後塵を拝する形となっていた。またDTMでは、14年3月1日に実施されたDTM車両のホモロゲーションを15年シーズン末まで凍結させることになっていたが、昨季の序盤戦で苦戦を強いられていたメルセデスに関しては再ホモロゲーションが認められた。

 これによりメルセデスは、HWAのCEOを務めるウルリッヒ・フリッツの指揮のもとでマシンの開発を進めるとともに、プログラムも大幅に改革、新たなマシンを昨年の第9戦から投入。最終戦ホッケンハイムでは全車がこの新スペックとなり、ディ・レスタが4位に入っていた。

 そして迎えた今季開幕戦のホッケンハイムでは、土曜日の第1戦からパスカル・ウェーレインが2位、ディ・レスタが3位を獲得。また、ウエットコンディションとなった第2戦ではゲイリー・パフェットが3位表彰台を獲得するなど、アウディ、BMW陣営と遜色ない結果を残した。

「メルセデスAMGが昨年のホッケンハイム戦から今年のホッケンハイム戦の間に成し遂げたハードワークは、大きな成果を挙げているよ」とディレスタ。

「僕たちは(2014年シーズンの)最後は非常に強力だった。4位で終え、ほとんどポディウムを獲得しかけた。そして、最終的にはそれを最適化できると分かって冬に突入したんだ」

「冬のテストでは、僕たちがどこにいるのかはっきりしなかった。ただ、これは一種の決まり文句で、オッシャースレーベンでは良いテストを行うことができた」

「(開幕戦では)表彰台を獲得し、それが一度きりではないことを示した。それに、チームは今も立て直しを進めていて、まだ改善の余地はあるんだ」

 またディ・レスタは、テストでの調整によりマシンは「さらに快適になった」と感触を語る。

「僕だけではなく、ドライバー全員がドライビングに関してより快適に感じていると思う。これは大きな前進だよ」

 DTMラウジッツリンク戦は、30日〜31日に第3戦・第4戦が行われる。

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