メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグが、エンジンを供給しているブラウンGPとの関係を今後深めるかもしれないと示唆した。一方、長年のパートナーであるマクラーレンについては言及を避けている。
今年の開幕直前にブラウンGPとの間で単年契約を結んだメルセデスは、チャンピオンシップでのブラウン勢の予想を越える活躍に励まされている。加えて、同社が40%の株式を保有するマクラーレンの成績が低迷、開幕戦での偽証スキャンダルなど相次ぐ不祥事には怒りさえ覚えているという。
同社は、マクラーレンの動向を今後も注視し続けると主張する一方で、ブラウンとの関係がより大きくなることは問題ではないと、ドイツのRTLに対して述べている。
「我々にはオプションがあり、選択権はこちらにある」
