メルセデスのボスであるトト・ウォルフは、ライバルチームたちがギャップを縮めてきた場合、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグに対してバトルを控えるよう指示を出すかもしれないと述べた。

 現在メルセデスはライバルチームに対して圧倒的優位を保っている。開幕戦はハミルトンがマシントラブルによってリタイアを強いられたもののロズベルグが優勝、それ以降の3戦はハミルトン1位ロズベルグ2位のリザルトが続き、2位と3位との差は24秒前後にも及んでいる。

 4戦にしてふたりはすでにドライバーズランキングにおいて他を置き去りにしつつあり、現在ロズベルグが79点で首位、ハミルトンが75点で続いている。

 ここまでのところチームはふたりを自由に戦わせているものの、ライバルのドライバーたちが脅威になってきた場合には、チーム内バトルは控えさせると、ウォルフは述べた。

「バーレーンでは我々のパッケージは非常によく機能し、大きなアドバンテージを持っていた。そのため、3位までのマージンがかなり大きいことは予想していたので、(ふたりを)戦わせるという判断は比較的容易にできた」

「しかしマージンが小さくなっていけば、ライバルたちに目を向けなければならなくなる。一番大事なルールは、一番の敵はチームメイトではなくライバルだということだ。決勝中、それについて考えなければならない状況が出てくるかもしれない」

「ライバルがすぐ後ろに迫ってきているときには、(チーム内で)バトルをしている余裕はない」

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