マレーシア/セパン・サーキットで行われた第11回メルデカ・ミレニアム耐久レースは、8日決勝レースが行われ、トゥンクゥ・ハマン・スロン/ピーター・コックス/クリストファー・ハッセ組2号車ランボルギーニが優勝。谷口信輝/柳田真孝/イムラン・シャハロム組28号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEが3位に入った。

 マレー語で「独立」を意味するメルデカ・ミレニアム耐久レースは、独立を祝う8月にセパン・サーキットで実施される耐久レース。2000年からスタートし、今年で11回目を迎える。昨年もワン・ツーフィニッシュを果たしたペトロナス・シンティウム・チームの2台が優勝候補ではあったが、完璧なレース運びをみせ優勝を飾ったのはアロウズ・レーシングが走らせた2号車ランボルギーニ・ガイヤルドLP560。2位には、ヨースト・レーシングが走らせフランク・ビエラ、マルコ・ベルナーが乗車、WTCCドライバーのダリル・オユンが加入したアウディ・レースエクスペリエンス・チームヨーストのR8 LMSとなった。

 谷口/柳田/シャハロム組の28号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEは3位に入り、日本勢の最上位を獲得。一方、チームメイトの1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/メルビン・モー)は275周リタイアとなっている。

 8台がエントリー、ロータスやアストンマーチン、ポルシェなどがエントリーしたスポーツ・プロダクションクラスでは、ホンダS2000を投入したチーム・トレイシースポーツの40号車(川口正敬/植田正幸/アダム・ハン)が見事優勝! 総合でも10位に食い込んでいる。澤圭太がドライブしたLKMレーシングのポルシェ911は総合16位だった。

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